扁桃肥大について
扁桃肥大とは
扁桃肥大とは、口の中の奥にある扁桃組織(口蓋扁桃)が通常よりも大きくなる状態のことです。特に、3歳頃から大きくなり始め、7歳頃にピークを迎え、その後小さくなる傾向があります。扁桃肥大は、気道を狭くすることで、いびきや睡眠時無呼吸症候群、食事の際の嚥下障害などを引き起こす可能性があります。
原因
生理的な成長
3歳頃から大きくなり始め、7歳頃にピークを迎えるという成長過程で、一時的に大きくなることがあります。
繰り返す炎症
扁桃炎を繰り返すことで、扁桃が炎症を起こし、肥大してしまうことがあります。
症状
♦睡眠時の症状 いびき、睡眠時無呼吸症候群、呼吸が浅くなる、寝起きが悪い、日中に眠そうにするなど。
♦食事に関する症状 食事がうまく飲み込めない、食べるのに時間がかかる、食が細くなるなど。
♦その他 口呼吸、鼻詰まり、鼻声、集中力低下、夜尿症など。
治療
経過観察
症状が軽度で、日常生活に支障がない場合は、経過を観察することがあります。
薬物療法
扁桃炎を繰り返している場合は、炎症を抑えるための薬物療法を行うことがあります。
手術治療
睡眠時無呼吸症候群や食事の障害がひどい場合は、扁桃摘出術という手術を行うことがあります。
注意点
扁桃肥大は、成長期のお子さんに多くみられます。保護者の方は、お子さんのいびきや食事の様子、日中の眠気などに注意し、気になる症状があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。 上記以外にも、様々な原因が考えられますので、気になる場合は、医師に相談することをおすすめします。