鈴木耳鼻咽喉科大阪鼻サージクリニックの耳の症状|大阪市西区南堀江の耳鼻咽喉科

耳の症状 EAR

耳の症状について

聞こえにくさや耳の痛みなどの不調は
お早めにご相談ください

「聞こえにくい」「耳がつまった感じがする」「耳鳴りが気になる」といった症状は、日常生活に大きな影響を及ぼします。当院では、耳の状態を丁寧に診察し、必要に応じた精密検査をもとに、適切な診断・治療をご案内いたします。少しでも耳に異変を感じたら、お早めにご相談ください。

こんな場合はご相談ください
  • 聞こえにくさを感じる
  • 急に片方の耳が聞こえなくなった
  • 耳鳴りが気になる
  • 耳垂れがある・においが気になる
  • 耳が詰まったような圧迫感がある
  • 飛行機に乗ってから耳の調子が悪い
  • 人の声や音がこもって聞こえる
  • めまいやふらつきがある

代表的な疾患

検査方法

聴力検査
どの程度の音が聞き取れるかを調べる検査です。防音室内で専用の機器を使い、周波数ごとに聞こえ方を測定します。難聴の種類や程度を把握することで、適切な治療方針を立てるために重要です。耳鳴りや聞こえにくさを感じる方は、早めの検査をおすすめします。
聴力検査の種類
純音聴力検査

音の高さ(周波数)ごとに、どの程度の小さな音まで聞き取れるかを調べる基本的な検査です。ヘッドホンを装着し、音が聞こえたらボタンを押してもらいます。

ティンパノメトリ

鼓膜や中耳の状態を調べる検査です。滲出性中耳炎や耳管機能異常などの診断に有効です。短時間で終わるため、負担が少なく済みます。

耳小骨筋反射

耳小骨は、外部からの音刺激を内耳に伝える役割を持つ重要な骨です。耳小骨筋反射を行うことで、難聴の程度や有無を精査していきます。

内耳機能検査

内耳の機能や異常を調べる検査です。内耳に異常があると、音の大きさが正常に伝わらないことがあるため、専用機器で精査していきます。

耳鳴検査

耳鳴りの音の高さや大きさ、程度を調べる検査です。他の聴力検査と併用することで、耳鳴りの原因の特定にも役立ちます。

語音聴力検査

日常会話で使われる言葉の聞き取り能力を確認する検査です。どれくらいハッキリと、正確に聞こえているかを、客観的に評価できます。

平衡機能検査
赤外線CCDカメラを用いた頭位眼振検査では、めまいやふらつきの原因を調べるために、眼の動き(眼振)を観察します。特定の頭の位置で眼球が勝手に動く場合、内耳の平衡感覚をつかさどる機能に異常がある可能性があり、状態に応じた処置・治療を検討します。
めまい関連検査
めまいの原因を調べるために行う検査です。自律神経の影響でめまいを引き起こすケースもあるため、当院では、シェロングテストと呼ばれる検査を行います。シェロングテストは、起立時の血圧と脈拍の変化を測定し、自律神経の異常や起立性低血圧の有無を評価する検査です。長時間の立ちくらみやふらつきがある場合に適しており、耳の器質的な異常との鑑別にも役立ちます。
中耳CT
中耳CT検査では、耳の奥の骨構造や病変を詳しく確認できます。中耳炎や耳小骨の異常、腫瘍の有無などを立体的な画像で診断することが可能です。細かい病変の評価に優れており、手術の適応を判断する際にも有効です。

補聴器について

耳の聞こえにくさに困ったら
補聴器のご相談もお受けしております

「聞こえにくい」と感じたら、それが加齢によるものなのか、病気によるものなのかを正しく見極めることが大切です。当院では、聴覚障害指定医による聴力検査・診断を実施しており、必要に応じた補聴器のご案内も行っています。日常生活に困り感を覚えたら、一度ご相談ください。

聴覚障害認定によって医療費控除を受けられます

一定以上の聴力障害があると認定された方は、「聴覚障害認定」を受けることで、補聴器購入費の補助制度を使用できます。認定には障害指定医の診断と書類申請が必要です。当院では、補聴器作製に必要な検査・診断・書類作成に対応しており、補聴器購入を検討されている方を全面的にサポートいたします。