鈴木耳鼻咽喉科大阪鼻サージクリニックの鼻の症状|大阪市西区南堀江の耳鼻咽喉科

鼻の症状 NOSE

鼻の症状について

ただの風邪と見過ごさないで
長引く鼻の症状はご相談ください

鼻づまりや鼻水、くしゃみ、においがしにくいなどの鼻の症状は、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など、さまざまな疾患が関係している可能性があります。日常的な不調として見過ごされがちですが、放置すると日常生活に支障をきたすこともあり、注意が必要です。当院では、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医・専門研修指導医が、患者さん一人ひとりに合った治療をご提案しております。「ただの風邪だろう」と軽視せず、気になる症状があればお早めにご相談ください。

こんな場合はご相談ください
  • 鼻水・鼻づまりがなかなか治らない
  • 鼻の奥が痛い・重い・圧迫感がある
  • くしゃみ・鼻水が止まらない
  • 鼻づまりで眠れない・いびきがある
  • においを感じにくくなった
  • 市販薬や通院治療でも改善しない
  • 鼻水がのどに垂れて不快感がある(後鼻漏)
  • 鼻の症状に加え、頭痛や頬の痛み、だるさがある

アレルギー性鼻炎について

アレルギーにより症状が長引きやすい
アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎とは、スギやダニ、ハウスダストなどのアレルゲン(抗原)が原因で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状がみられる疾患です。重症化すると、日常生活に影響を及ぼすため、適切な対応が必要です。市販薬や対症療法で改善しない場合は、根本的な治療を検討することをおすすめします。お悩みの方は、一度ご相談ください。

アレルギー性鼻炎の手術について

精度の高い内視鏡手術で
アレルギー性鼻炎を
根本的に改善します

当院では、内視鏡を使用したアレルギー性鼻炎手術を行っております。
鼻の中に器具を入れて手術を行うことで、顔に傷を残すことなく症状改善を目指せます。特に、薬で改善が見られない重症例や、鼻づまりによって日常生活に支障をきたしている場合は、手術治療も選択肢の一つとなります。局所麻酔による日帰り手術にも対応しておりますので、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。

慢性副鼻腔炎について

鼻かぜや細菌感染がきっかけで起こる
慢性副鼻腔炎とは

慢性副鼻腔炎は、鼻の奥にある副鼻腔に慢性的な炎症が続く疾患で、「蓄膿症」と呼ばれることもあります。主な症状は、粘り気のある鼻水、鼻づまり、後鼻漏(鼻水がのどに流れる)、嗅覚障害です。風邪やアレルギー性鼻炎をきっかけに発症することもあり、長期間にわたる薬物治療でも改善が見られない場合は、手術治療が検討されます。当院では、内視鏡を用いた手術で、慢性副鼻腔炎の根本的な改善を目指します。

慢性副鼻腔炎の手術について

つらい鼻づまりや
くり返す副鼻腔炎は
内視鏡手術で根本改善を目指せます

当院では、内視鏡を用いた「内視鏡下副鼻腔手術(ESS)」をご提供しており、薬では改善が難しい鼻づまりや後鼻漏などのつらい症状の根本的な改善を目指すことができます。鼻の穴から内視鏡と専用器具を挿入することで、顔に傷を残す心配なく治療可能です。また、術後ケアにも力を入れており、症状の再発や悪化予防にも努めています。つらい鼻の症状は、お早めにご相談ください。

鼻中隔弯曲症について

けがや交通事故などによって起こる
鼻中隔弯曲症とは

鼻中隔弯曲症とは、左右の鼻の穴の分ける壁(鼻中隔)が曲がっている状態のことです。鼻中隔の弯曲自体は珍しい症状ではなく、治療せず経過観察をするケースがほとんどです。しかし、鼻中隔の弯が強いと、鼻づまりやいびき、嗅覚障害などが起こるため、外科的治療で改善を目指す必要があります。特に片側の鼻づまりが慢性的に続く場合は、鼻中隔弯曲が関与している可能性がありますので、一度ご相談ください。

鼻中隔弯曲症の手術について

鼻の通りを根本的に改善するために
内視鏡手術という選択肢があります

当院では、局所麻酔による鼻中隔矯正術を行っております。内視鏡と専用器具を用いて、鼻内の弯曲している部位にアプローチすることで、鼻の通りを改善することが可能です。内視鏡を使用するため、顔に傷が残る心配がなく、日帰りで手術を受けていただけます。鼻づまりや呼吸のしにくさにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

代表的な疾患

花粉症について

近年増加傾向にある花粉症について

花粉症とは、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こるアレルギー性鼻炎の一種です。主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみで、近年患者数が増加しており、国民病ともいわれています。花粉症は特に初期治療が重要であり、花粉の飛散が本格化する前に治療を始めることで、症状を3分の1程度に抑えられる可能性があります。当院では、アレルギー検査で原因となる花粉を特定し、適切な治療をご提供しています。

花粉症の検査法

鼻粘膜の状態を正確に把握する
ファイバーカメラ検査を実施

鼻粘膜の炎症や腫れ、鼻閉の有無などを調べるために、毎回ファイバーカメラを用いた検査を行っています。鼻粘膜の状態を直接確認できるため、より正確な診断・治療が実現します。また、他の疾患(副鼻腔炎や鼻中隔弯曲など)との鑑別にも役立ちます。

アレルギー検査で原因を正確に特定

アレルギーの原因を調べるために、当院では血液検査を行っています。スギ・ヒノキ・ハウスダストなど、数十種類のアレルゲンの中から、原因を特定し、適切な治療へとつなげていきます。また、検査時のご負担を軽減するために、少量の血液で検査できる「ドロップスクリーン式」の機器も導入しています。

治療法
投薬治療
花粉症の基本的な治療法として、抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬やロイコトリエン受容体拮抗薬)による内服療法や、点鼻療法をご提供しています。症状の種類や強さに応じて薬を選択し、患者さんのお悩みが改善できるよう対処していきます。花粉が飛散する前から投薬治療を受けることで、症状の発症や悪化を抑える効果が期待できます。
投薬治療の種類
内服療法

抗ヒスタミン薬などを服用し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を抑えます。眠気などの副作用に注意しながら、症状や生活に合わせた処方を行います。

点鼻療法

ステロイドなどの点鼻薬を鼻粘膜に直接作用させ、鼻づまりや鼻水を効果的に改善します。局所治療のため副作用が少なく、内服薬との併用も可能です。

補助療法
症状の緩和や治療効果の向上、再発予防などを目的として行います。日常的なセルフケア法として取り入れやすいのが特徴です。花粉症の治療では、主に以下のような治療が補助療法として用いられます。
補助療法の種類
ネブライザー治療

薬剤を霧状にして鼻粘膜に直接作用させる治療です。炎症を抑え、鼻症状や不快感を和らげる効果があります。鼻づまりが強い方にもおすすめです。

鼻洗浄

生理食塩水などで鼻腔内を洗い流し、アレルゲンや分泌物を取り除く治療です。毎日のセルフケアとして続けやすく、鼻粘膜の状態を整えます。

手術
薬物療法や補助療法で十分な効果が得られない重度の花粉症には、手術という選択肢もあります。たとえば、点鼻薬の長期使用で鼻づまりを引き起こしている場合、「下鼻甲介粘膜下切除術」などを行い、鼻の通りを改善することが可能です。当院は内視鏡を使用した日帰り手術に対応しており、入院することなく治療を行えます。
舌下免疫療法
スギなどのアレルゲンが含まれる舌下錠を継続的に服用することで、身体に耐性をつけていく治療です。医師の診断のもと、安全性に配慮された治療で、花粉症の根本的改善を目指せます。現在は出荷状況から治療を見合わせております。再開時期や代替治療については、当院までお問い合わせください。